共有フォルダのアクセス権を設定する
アクセス権の種類
共有フォルダのアクセス権については以下3種類のアクセス権があります。
- ダウンロードのみ(R)
- ダウンロード/アップロード(R/W)
- ダウンロード/アップロード/サブフォルダ作成(R/W/C)
アクセス権の優先
ユーザーと、そのユーザーが所属するグループの、両方が指定された場合
User-Aと、User-Aの所属するGroup-Aの両方が割り当てられた場合、User-Aに付与されたアクセス権が優先されます。ユーザーが所属している複数のグループが指定された場合
User-Aの所属する、Group-A(R)とGroup-B(R/W/C)の両方が割り当てられた場合、アクセス権が強い方(R/W/C)が適用されます。
グループにアクセス権を設定した場合、その配下グループにもアクセス権が適用されます
グループにアクセス権を設定した場合、その配下グループにもアクセス権が適用されます。
ユーザーから見ると、上位グループにアクセス権が割当てられた共有フォルダにもアクセスできます。
以下の例を参考にしてください。
以下のような3階層のグループを作成します。
Group-A > Group-AA > Group-AAA
以下のようなユーザーと所属グループを作成します。
User-A : Group-A > Group-AA (Group-AA配下)
User-B : Group-A > Group-AA > Group-AAA (Group-AAA配下)
以下のような共有フォルダとアクセス権を設定します。
共有A Group : Group-A - R 共有AA Group : Group-AA - R/W 共有AAA Group : Group-AAA - R/W/C - アクセス可能な共有フォルダは以下のようになります。
User-A 共有A ダウンロードのみ(R) 共有AA ダウンロード/アップロード(R/W) 共有AAA (アクセス不可) User-B 共有A ダウンロードのみ(R) 共有AA ダウンロード/アップロード(R/W) 共有AAA ダウンロード/アップロード/サブフォルダ作成(R/W/C)